垣花樋川

玉城・垣花集落の南側に位置する湧水 垣花樋川 (カキノハナヒージャー)です。
豊かな水量と良質な水は、環境庁の名水百選にも指定されています!

湧き出た水は斜面を流れ落ちています。

夏場近くのビーチで泳いだあとは、ここで 水浴び をすると気持ちいいですよ!

この湧水に水路を作り、そしてパイプを使って農業用水としても利用されています。
 
この水を使って田芋やクレソンなどが栽培されています。

上からだと素晴らしい海も一緒に見ることができます。最高のロケーションです!!

場所は分かりにくいですが、入り口には看板が建てられています。

この坂を下って行くと少しずつ水の音が聞こえてきます。

坂道を下るということは、後で上るということです。
それが嫌だという方には、グルッと裏手に回ると近道もあります。
ドライブ好き!冒険好き!という方は、この写真の場所を探してみて下さい。 ベー
 
通路のすぐ先に、垣花樋川があります。

近くには垣花樋川の説明看板も建てられていました。

文字の見えにくい方は、こちらをどうぞ!
垣花樋川(俗称 シチャンカー) 
天然の美しい川や泉を保全して後世に伝えるという目的で推薦され
昭和60年に環境庁の全国名水百選に選ばれた。
百選の中でも最初は全国で31件が選ばれこれに入選した。
垣花樋川は集落の南側にあって、石畳の急な坂道(カービラ)を100メートルほど降りていくと
左側のうっそうと繁った林の中の中腹岩根から湧水が湧き出ている。
かつては左側上のイナングカー(女の川)は女が使い、右側下のイキガンカー(男の川)は男が使っていた。
その下流の浅い水たまりはンマミシガー(馬浴川)、全体をまとめてシチャンカー(下の川)と呼ばれ
樋川から流れ出た水は下の田をうるおし、稲作が盛んであった。
垣花村の人々はシチャンカーで水浴び、洗濯、野菜洗い、水汲みをするためカービラ(川の坂)を行き来した。
石畳道の途中には女たちが一息入れたナカユクイイシ(中休み石)
イーユクイイシヌヒライサー(上休み石の平石)が残っている。
現在は、簡易水道として地域の飲料水等の生活用水や農業用水として利用されている。
平成18年1月 南城市玉城字垣花

この場所で涼をとりながら海を眺めるのも、楽しい沖縄旅行の一つになりますよ!!

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