沖縄の風習 ・ 屋敷の御願

沖縄では旧暦の2月・8月・12月と屋敷の御願を行なう風習があります。
先週、我が家もお彼岸が終わった数日後に
旧暦8月の屋敷の御願とシバサシ(魔除け)の行事を行ないました。
屋敷の御願をとっても簡単に説明すると・・
沖縄では家・屋敷にはそれぞれ神様がいらっしゃって
その節々に守っていただいたお礼とこれからの家族の安全と繁栄などをお祈りします。
御願(ウガン)に欠かせないウチャヌク(3段になった神仏にお供えする白餅のセット)

この木箱。なんだかご存知ですか? ビンシーと言います ニコニコ
御願に必要な線香・お酒・盃・塩・米・ウチカビなどが入っている木箱です。

 
そして、これはススキの茎3本と桑の葉で作ったゲーン
御願の終わった家・屋敷に魔除けとしてゲーンを差すことをシバサシと言います。
このゲーンより小さいサンと言う魔除けもあります。
サンは餓鬼(無縁の亡者)に
外に持って行くご馳走を食べられないように食べ物の上に置いたり
小さい子供が出かける時にお守りとして持たせたり、夜泣きする子供の枕元に置いたりします。

そして沖縄線香のヒラウコーとあの世のお金と言われているウチカビです。
他にもシルカビ(白い紙)・果物などもお供えしていました。

いろいろ家内から聞いて今回は記事をアップしました。
どちらかというと女性中心で行なわれている行事なので
正直言って私には、まったくわかりませ~ん ガ-ン
それに地域や各家庭によっても少しづつ異なる部分もあるようです。

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