12月の屋敷の御願とウグヮンブトゥチー(御願解き)

今日は、ウグヮンブトゥチー (御願解き) の日です。
沖縄では、旧暦の12月24日は、各家庭の ヒヌカン (火の神様)が
1年間の出来事を天の神様に報告する為に里帰りされる日。
この日は、まず 屋敷の御願 を行い火の神様や屋敷の神様に1年の感謝をささげます。
(※屋敷の御願は旧暦の2月、8月、12月と年に3回拝みます)
屋敷の御願に欠かせない ビンシー
ビンシーの中にはお酒・塩・カラミハナ(乾いたお米)、アライミハナ(洗った米)などがセットされています。

  
これは、ウチャヌク。 その他、果物やシルカビ(白紙)、ヒラウコー(黒い線香)も準備します。

12月の 屋敷の御願 が終わった後に
まずは12本の線香、そして3本の線香を7回立てて
火の神様が天の神様の元へ里帰りされる ウガンブトゥチー を行います。
(その日は、台所に祭っているヒヌカンや台所の大掃除もします)
※「イチニンヌ・シティガフー」と言って1年間無事に過ごせたお礼や感謝の御願
「 シティガフー 」は、ウガンブトゥチーとは別の日に行われていましたが
最近は、同じ旧暦の12月24日に拝む方が多いそうです。

各地域、各家庭によって微妙に風習は異なってくると思いますが
拝む気持ちや感謝の心は皆さんと同じです。
今日は 家内との共同作業 にて記事を書きました。
もちろん私の作業はカメラ担当。
正直な話、沖縄の行事は女性を中心に行われているので、私にはわかりません・・・ ガ-ン

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